徒然もの書きぱん

適当にアニメとかについて書いてます。今期は何について書きましょうか。

Charlotte7話を見て妹は死んでいないと思った|感想 考察 有宇 歩未 生徒会 目的

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はじめに

 こんにちは。

 遅ればせながらCharlotte7話を見ました。正直な感想として、妹が死んだとは思えなかった。今回はそこに焦点を当てて記事を書いていきたいと思います。
 最初に申し上げておきますが、今回の記事は結構なこじつけになるかもしれません。あらかじめご了承ください。

歩未が死んでいないと感じた理由

 なぜ歩未が死んでいないと感じたか。

  1. 死体が出てこない
  2. 能力の存在を隠さない
  3. 能力の覚醒と生徒会の存在意義

 いろいろ考えてみたのですが、この3つかなと思いました。

1.死体が出てこない

 まず一つ目の「死体が出てこない」について。作中で歩未が亡くなったことを裏付けている描写は

  • 校舎の崩壊による歩未の落下
  • 医者の発言
  • 歩未の葬儀と遺骨

となります。それ以外に歩未が亡くなったことを表している描写は見受けられませんでした。顔であったり手であったり足であったり。死を印象づけるシーンでは、体の一部分を映すことによってそのキャラクターが亡くなったことを表す方法が用いられるのではないかと思います。
 今回は歩未の死が話の起点となっています。そのようなシーンで死を曖昧にするのは理由があるのではないかと思いました。

2.能力の存在を隠さない

 次に二つ目の「能力の存在を隠さない」について。このアニメでは、能力をおおっぴらにしないという暗黙の了解があります。有宇には「能力者の保護」、柚咲には「科学者に捕まらないため」と話しています。有宇は無自覚的に能力をばれないように使うことを理解し、柚咲にはばれないようにすることを理解してもらっています。
 それにもかかわらず、奈緒は1話にて歩未に対して能力を披露しています。あれだけ能力の扱いに気をつけろと明言しているにもかかわらず、このようなこの行動がとるのは少し不可解です。僕はこの行動の意味は「歩未に能力の存在を伝えること」であると推測しました。有宇の妹である歩未は能力者である可能性が高くなります。意図的に能力を開花させ、それを管理しようとする目的があったのではないかと思います。

 また生徒会役員はどの話数でも積極的に能力を発動させています。瞬間移動や発火が主に利用されている能力です。これらを発動させるのには理由があり、それが3の部分につながると考えています。

3.能力の覚醒と生徒会の存在意義

 最後に三つ目の「能力の覚醒と生徒会の存在意義」について。こちらのブログでも触れられている通り、有宇の能力に成長が見られます。osusumenews.hatenablog.com

飛躍的に7話で能力が上がっている

みなさんが意外と触れてらっしゃらないなぁと感じたのはこの部分です。1話の時点で有宇は

(他人を思う。そうしたら僕は他人になっていた。だが、もって5秒。しかもその間自分の体は無意識状態でけがをしていることもよくあった。しかも、視界にいる人間にしか乗り移れないから邪なことには使えなかった) ※引用は僕の第1話感想記事からです。
と1番最初に言っています。

しかし、第7話では「不良狩り」の際に明らかに視界に居ない人にも乗り移っているように見受けられます。

 このように有宇は歩未の死をきっかけに能力が向上しています。僕はこのようなトラウマや葛藤により能力が向上することを学園側が知っており、それを利用したのではないかと考えています。つまり歩未が生死はどうでもよく、有宇が歩未の死を認識すればよい。

能力者の敵とは科学者だけなのか

 ではなぜ有宇の能力を向上させる必要があったのか。有宇を勧誘した際の奈緒による生徒会の説明は「力を悪用しているやつらを脅すため」でした。つまり有宇の能力の向上が脅すために必要なのではないでしょうか?
 それを踏まえて考えていくと、僕たちは今までの内容から「力を悪用しているやつら=能力者」と捉えていました。しかし、実際には「力を悪用しているやつら=科学者とそれに協力する能力者」である可能性があります。科学者は能力者の敵であるという構図に対し、能力者の指示を受けて科学者が能力について研究している可能性です。能力は思春期にしか発動しないため、それを永続的に発動させるために研究させている。研究させている可能性については頭の隅にでも置いておきたいと思います。

生徒会の目的と能力向上が必要な理由

 では、一体誰の指示によるものなのか。それは星ノ海学園に存在する信頼できる人であると考えています。星ノ海学園にとって科学者の存在は悪であり、その悪から守ることではなくその悪を倒すことこそが能力者を守ることになるからです。したがって、生徒会の目的は2つあります。

  1. 能力者の発見、保護
  2. 科学者の討伐

 1.は今までの作中で描かれていたものです。科学者に捕まる危険性のある能力者への自粛を呼びかけることです。
 2.がこれまで挙げられてこなかった目的となります。つまり生徒会には戦闘面で優れた能力を持つものしか入れないことになります。これまで能力を使わないように言われたものは、「念写」「念動力」「浮遊」です。生徒会の持つ「発火」「瞬間移動」「不可視化」と比較すると戦闘には向いていないような気がしました(能力の使い方にもよりますが…)。また、彼らが定期的に能力を使用しているのは、科学者側へのアピールであるように感じました。科学者を釣るために自分たちが能力者であるとことを知らせているのではないかと。



 したがって、生徒会の目的を達成するために有宇の能力の向上は必須である。また今回偶発的に歩未が事故にあり、それを学園の信頼できる人は利用した。生徒会には歩未が無事であるとことを隠し、死んだことにすることで能力の向上を促し、結果的に能力が覚醒した。という流れになります。以上が僕が歩未が死んでいないと考える理由です。

歩未が死んでいても仮説は成り立つのではないか?

 色々書いていて感じたのが、歩未が死んでいても有宇の能力向上にこぎつけることはできます。実際に今の現状において能力は向上しているので。
 しかし、歩未の死の描写が弱かったことから生きているという仮説を立てました。やはり死のインパクトが弱いため、歩未が死んでいるとはどうしても思えませんでした。

まとめ

 主に妄想ですが、歩未が死んでいないと考えられる理由について書いてみました。死を偽装することについては実際にはかなり難しいと感じましたが、複製する能力者であったり、データを改ざんするできる能力者がいれば可能であると感じました。かなりノリで書いた文章になりますので、間違っていてもご了承ください。おかしい箇所があればコメントをいただけるとありがたいです。

 以上です。それではまた別の記事でお会いしましょう。