徒然もの書きぱん

適当にアニメとかについて書いてます。今期は何について書きましょうか。

自分の成長を知るには、過去の自分と比較するしかない

 こんにちは。

 僕は2016年12月ごろから絵を練習しています。もともと絵がとても苦手で、中高の美術やノートの片隅に描いた絵は本当にひどいものでした。友人にはバカにされ、自分でも散々なものであったという自覚があります。
 そんな僕が絵を描きたいと思ったのは、アニメ『アイカツ!』の二次創作にハマったのがきっかけでした。自分が大好きな作品を、自分の手でも繋いでいきたいという想いから描き始めました。

絵を描き始める

最初は本当に何もできない

 まともに絵を描いたことのない人間が、上手い絵を描けるわけがありません。これが一番最初に描いたアイカツのキャラクターです。


f:id:palepalette:20170801222434p:plainf:id:palepalette:20170801222446p:plain

今見ると本当にひどいものです。自分でもよくアップできたなと思います。
 この頃は今以上に、絵のいろはも、ツールの使い方も、もちろん知りませんでした。これが僕の絵の最底辺の状態です。

少し経った今の絵

 それから3ヶ月後の絵です。
f:id:palepalette:20170801223621p:plain

 さらに2ヶ月後の絵です。
f:id:palepalette:20170801223650p:plain

 一番最初の絵と比較すると、かなり上達しています。毎日コツコツ練習をしていた記憶があります。ちょっとずつの成長がここにつながっていったと思います。

過去の自分をどんどん忘れていく

 ここまで自分の絵を例に、自分がどういう成長をしてきたかを見せました。ではもし、一番最初の絵が残っていなかったら、今の自分がどれぐらい上手くなっているかを知ることは出来たでしょうか?
 おそらくできなかったと思います。自分の最初の絵が下手なことはわかりますが、そこからどれぐらい変化したか知る方法はありません。そしてこれは、自分のすべてに対して言えます。仕事、趣味、勉強、なんでもです。

 1年前の自分がどれぐらいの能力だったか、どういう夢を持っていたか、何を頑張っていたか。どんどん忘れていきます。その一方で人の能力は、髪が伸びるように少しずつ伸びていきます。できなかったことが少しずつできるようになっていく。だからできなかった自分のことを忘れていき、いつの間にかできるようになっていた自分だけが残ります。

できることよりも、できないことが目につく

 前述したとおり、人は自分ができるようになっていった過程を忘れていきます。いつの間にかできていて、できないことばかりに目がいく。

 「自分にとって必要な力なのに、なぜできないんだろう。何もできない…。つらい……。」

 睡眠不足や体調不良など、心体のコンディションが悪い状態でよく発生し、そのたびにクヨクヨして、前を向いて学習する意欲を失っていきます。
 しかし実際には、悩んだ回数だけ前に進んでいるはずです。悩んで、それによって行動して、何かしら自分の中で妥協できるようになる。その妥協点が少しずつ向上していく。それが成長だからです。

 話を戻します。人はできなかった過去を忘れていきます。そしてできるようになった現状と、理想とする未来を比較して苦しみ、自分に自信がなくなっていきます。ではどうすればいいのか。自分の過去を記録しておきます。

できなかった過去の自分を思い出す

 ブログやEvernoteやメモ帳、なんでもいいです。今やっていることを残しておきます。それが今の自分です。そして数ヶ月後、数年後、自分がそこからどれだけ成長しているかを確認します。少ししか成長していないのか、もしくは大幅に成長しているのか。それを確認することで、少しでも成長した自分を感じることができると思います。それが自信になり、やる気につながっていきます。

 現在の自分と理想の自分を比較した時に劣等感を感じるのは、過去を考慮していないからです。過去の自分と理想の姿の間に、今の自分があります。それを思い出すことで、また今日から、明日から頑張る一歩になると思います。

最後に

 昨日模写をしていて初めて、自分のバランス力が向上していることを実感することができました。これに気づくことができたのは偶然でした。髪は少しずつ伸びていたんだなと思えました。同じように理想とのギャップに苦しむ人がいると思います。この文章で少しでも前を向いて、一歩一歩進んでいけることを願っています。