徒然もの書きぱん

適当にアニメとかについて書いてます。今期は何について書きましょうか。

俺ガイル2期 7話の感想と考察|やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続

 こんにちは。

 毎週恒例の俺ガイル感想・考察の時間です。今週の俺ガイルは本当に良かった。ストーリーだけでなく演出も含めて。それでは見ていきましょう。そういえば書いていなかったのですが、僕は原作未読なので至らぬ考察をしてしまうと思いますがご了承ください(_ _)

7話まとめ

小町はかわいい

 相変わらず小町は可愛いな。こんなイラストが添えられてきたら結構うれしい。「洗剤買ってきて」の時だけトーンが低いのはさすが悠木碧
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相変わらず不穏な奉仕部

 結衣は八幡の優しさに気づいてるみたいですね。いろはのことも。結構勘の鋭い子です。
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 部活に向かう最中は雪乃の話題。

結:ゆきのん、生徒会長やりたかったのかな?
八:わからん。
結:あの依頼さ、やっぱり部活として受ければよかったと思う。前のゆきのんなら、やっぱり受けてたと思うし。
八:なんでそう思うんだ。
結:だって、そういうの、乗り越えようとするのがゆきのんだと思うから。だから、良いきっかけかもって思ったんだけど。
八:そうか。まあ、前ならそうかもな。今は、どうだろうな。
結:うん。

雪乃はどう考えているんだろう。生徒会長をやりたかったのか。それともこの部活を守りたかったのか。
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 色々考えながらも暗い表情を見せない結衣。結構頑張ってると思う。何とかしたいけど何もできない自分と向き合ってる。
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 いろはを手伝うために早く帰ると宣言する八幡。場を和ませるために結衣は必死で小町の話題で場を整えようとする。結衣がいなければこの部活はとうになくなっていたんだろうな。
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いろはを探す八幡

 葉山に出会い生徒会を手伝っていることについて聞かれる。葉山の「俺は、君が思っているほど、いいやつじゃない。」というセリフはどういうことを指しているんだろう。自分に得になるから助けているだけで、だれでも助けるわけではないということかな?そんなの皆当たり前で、自分に返ってくるものがあるからこそ助けると思う。それはみんな同じだろう。
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いろはと八幡

 いろはもどことなく疲れている雰囲気。外面ばかりのいろはだけではなく、素が見え隠れし始めている。
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 会場に向かう途中、八幡はいろはに何かを伝えている。一体ここで何を伝えているのだろうか。業務についてか。業務を改善する方法についてか。それともこの状況を打開するために必要なことなのか。今後の展開で必ず絡んでくるポイントだと思う。
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久しぶりの鶴見留美

 夏の林間学校以来の登場。まさかまた出てくるとは。過去の留美と今の留美を比較することで、八幡がとった行動を振り返るための役割があるのだろう。林間学校でとった八幡の行動は彼女にとって救いだったのだろうか。
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相変わらず進まない会議

 玉縄を筆頭とする海浜幕張高校からは相変わらず建設的な意見が出ない。そろそろ腹が立ってきたので早く終わってほしいこの無駄な会議。あと戸松うるさい。
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戸塚はメインヒロイン

 戸塚はいつもかわいいなぁ。無理している(と思われる)八幡を心配している。八幡の周りには本当にいい仲間が揃っているなーと改めて思わされた。
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 八幡をかっこいいと思う戸塚。そんな戸塚に対して八幡は思う。

かっこいい、か。そんなもんじゃない。単純にかっこつけてるだけなのだと思う。己の中に定めた、あるべき姿を裏切るまいと、意固地になっているに過ぎない。だが、由比ヶ浜の無理して笑った顔や、一色が時折見せる沈んだ表情、鶴見ルミが一人でいる佇まいが。なにより、雪ノ下の諦めてしまったような静かな微笑みが。再三問うのだ、それはほんとうに正しいのかと。

今までの自分の行動が本当に正しいのかを自問自答している。前までは省みることもなかったが、みんなにとってもっといい方法があったのではないか、もっと助けられたのではないかと問いかけるきっかけになっている。八幡は今まで自分が行ってきた、問題を解決するのではなく解消する方法のあり方を改めて考え直している。
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折本の心境の変化

 今までの折本ならいろはに聞かれればあっさり過去を話していただろう。葉山の一件以来、あまり過去を話して相手を蔑むような行動をとらないようにしようと心がけているのかもしれない。葉山の行動が八幡にとって大きな意味を持ったのではないかと思う。
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いろはにはない主導権

このやり方はひどくまずい。俺が仕事の指示を出してしまっている。これはサポートとかフォローとは明らかに別種のものだ。早々に状況を変え、あとは一色に任せるべく、話をつけてしまおう。

 いつのまにか八幡が主体となって動き、総武高校の代表になっている。それを解消するために土台を整えて去ろうとしている。

鶴見留美を救うことはできたのか

 飾りを作っている留美を手伝う八幡。ツリーの組み立てに向かう留美の足取りを見る限り、留美の周囲の人間関係は変化したのだろう。
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 それを踏まえて八幡は考えている。

昔のやり方でも救えたものは確かにある。ただ、それだけではきっと足りないのだ。俺の責任、その答えを、俺はまだ知らずにいる。

自分のやり方で奉仕部の関係は失われてしまったが、留美を救うことはできた。これは八幡が問題を解消し、留美が努力した結果であるといえる。しかし、奉仕部に起きている事態は今まで解消解決する側の立場で起きているため、まだ何もできていない。問題の解消すら今の八幡は行えていない。

雪乃との遭遇

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 雪乃がいろはの件について言及している。

雪:あなたの個人的な行動まで、私がどうこうできるわけではないし、そんな資格もないもの。それとも…私の許可が必要?
八:いいや、ただの確認だ。

雪乃は寂しいのだろう。いや、確かめているのだろう。その気持から、自分の意見が、自分の存在が必要かを問うているのだと思う。八幡はそれを否定してしまう。別に雪乃は必要ではない。これは自分だけで考えなければならないと。その答えは雪乃が求めていたものは違うのだ。
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雪:あなたなら、ひとりでも解決できると思うわ。これまでもそうだったのだし。
八:別に解決なんかしてねえよ。それに、一人だから一人でやっているだけだ。お前だってそうだろ。

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雪:私は、違うわ。いつも出来ているつもりで、わかっているつもりでいただけだもの。
八:あのな、雪ノ下…。
雪:部活しばらく休んだら?私達に気を使っているなら、それは不要な気遣いよ。
八:別に気をつかてるとかじゃねえよ。
雪:ずっと気を使っているわ。あの時からずっと、だから。けど別にもう無理する必要なんて無いじゃない。それで壊れてしまうのなら、それまでのものでしか無い。違う?

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雪:もう無理してこなくていいわ。

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 八幡は自分と雪乃は近い存在だと思っていた。雪乃も同様に。だからこそ今までうまくやってきたのだと思う。互いを認められる本当の仲間になるかもしれなかったから。しかし、実際には違った。八幡は誰かを信じることもなく一人で行動してしまう。そんな八幡を見て、雪乃は諦めてしまったのだ。私が求めていた関係はここにはなかったのだと。そのため決別のような言葉を口にしたのだろう。
 BGMのOPアレンジがそのことを物語っている。サビの歌詞は、

こんなレプリカはいらない
本物と呼べる物だけでいい
探しに行くんだそこへ
でもそれはよくできたfairytaleみたい

である。こんな偽物の関係なんかいらない。そう雪乃は感じていたのだ。
 しかしその一方で期待しているのだろう。私達の関係が、簡単には壊れないものであるということを。奉仕部の雪乃、結衣、八幡のこの3人の関係を。いろはが生徒会長になったあの瞬間からずっと。

ED

 早見沙織さんのソロEDで締め。ラストの余韻を残す形であった。考えさせられつつ、未来へ向かっていく奉仕部を思わされた。

 ラストの演出は本当に素晴らしかった。BGMとシチュエーションが完全にマッチした最高の演出だった。

まとめ

 7話は最高だった。海浜幕張高校のメンツが出てこなければ最高なんだけどな…というのが本音です。どうしてもあのメンツの話が必要だとは思えない。それにしても留美が普通の学校生活をおくれていそうでよかった。
 奉仕部の3人がこれからどうなっていくかはわからないけど、すれ違った末に互いを理解し合った仲間になってほしいと思う。

 以上です。また来週の感想・考察でお会いしましょう。

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