徒然もの書きぱん

適当にアニメとかについて書いてます。今期は何について書きましょうか。

最近見ていた過去のアニメ・ドラマ・映画の感想

 こんにちは。

 最近は、リアルタイムで放送されているアニメをほとんど見ずに放送済みのアニメや映画やドラマばかりを見ています。リアルタイムで放送されているアニメよりも、すでに放送が終わっているアニメを視聴するほうが自分の性格にあっているようでリアルタイムで視聴するよりも楽しめている気がします。
 一度感想を吐き出しておきたいと思ったので、自分が過去半年ぐらいで見たものをまとめます。リアルタイムで視聴しているアニメは除かれています。どのサービスで見たのかも書いておくので、見たい人は参考にしてください。

アニメ

僕のヒーローアカデミア(dアニメストア)

 見ようと思ったきっかけは、3rdシーズンのバトルの演出がすごいというツイートを見たことでした。そのシーンにたどり着くまで相当な話数がありましたが、非常に楽しんでみることができました。
 能力モノではるものの、主人公が頭脳プレイを主としていることもあり能力インフレが起こりにくい設計になっているように思いました。能力自体には強いも弱いもない。どれだけ自分向きのシチュエーションを作れるかが鍵になっているので、どの能力も見せ場あるというのが大きかったです。あと林ゆうきさんの音楽は熱い展開に合うので最高でした。どうでもいいですがジャンプマンガというのは非常に驚きました。なんとなくマガジンっぽいと思いアニメを見ていたので。

鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST(dアニメストア)

 見ようというか見直そうと思ったきっかけは、ラストがどうなったのかが全く思い出せなかったからです。扉の向こう側で「正解だ」と真理が言うことだけは覚えていたのですが、そうなる経緯が全く思い出せなかったので視聴し直しました。
 前作の鋼の錬金術師が放送されたときは、小学生だったこともあり雰囲気で楽しんでいました。ただ今回見直してみるとだいぶ印象の違った作品になっており、年齢を重ねることで見えてくるものが変わることを再認識しました。エドやアルが抱えているものというよりも、ホーエンハイムやマスタングといった大人の目線で話を見ることが多かったです。「全は一、一は全」という言葉や等価交換という原理原則の裏側にあるものなど、考えることをやめてはいけないんだと思わせてくれる一作でした。

終物語(dアニメストア)

 ようやく配信されたので見ました。忍野扇が何者かを知ることなくいつの間にか見なくなっていたので、ちゃんと最後まで見たいと思ってました。
 最後まで見れてよかったとは思うのですが正直あまり覚えていません。老倉育のように過去に囚われすぎない生き方をしたいです。

交響詩篇エウレカセブン(dアニメストア)

 見ようと思ったきっかけは、ANEMONEが素晴らしい出来という話を聞いたので予習のためでした。たしか小学校の頃に放送していたのですが、日曜の朝6時半からの放送で見ることができませんでした。
 見終わってみると作品自体はよいと思ったのですが、序盤の構成が結構辛かったです。僕は大人が抱えているものをこどもに押し付けるのがどうも苦手なので、ホランドを含めたゲッコーステイトの面々の振る舞いは見ていて気分が悪かったです。エウレカセブンは大人の成長が一つの作品軸なのでしょうがないですかね。結局ANEMONEは見ていません。

TIGER&BUNNY(Netflix)

 Netflixを巡回していて偶然見つけました。Blu-rayの売上枚数がずば抜けいていた記憶があったので、一度見てみようと思いました。
 ヒーローによる救済が常態化した世界を定常化させるための暗黒面という感じでした。古き良きヒーローと新しくクールなヒーローという二人のヒーローの歯車が少しずつ噛み合っていく感じも好きでした。それぞれのヒーローの人間性に踏み込んだ良い作品でした。

A.I.C.O(Netflix)

 見ようと思ったきっかけは、Netflixオリジナルアニメについて興味があったからです。これが視聴した初のオリジナル作品でした。
 内容がめちゃくちゃ難しくて、この人達は何のために目的地に向かっているんだっけとなっていました。世界観とキャラクターと現状とゴールがすべて複雑だったので、どれかを削ぎ落としても良かったんじゃないかと思います。面白かったのは面白かったんですが最終的に雰囲気で楽しんでしまったのでもったいなかったかな。コンテンツを消費するだけの見方になってしまいました。

B: The Beginning(Netflix)

 A.I.C.Oと同じでNetflixアニメに興味があったので見ました。
 こちらも難しかった。強化人間のようなひとたちがどれぐらいすごいのかがわからず、シリアスなんだけど他人事のように感じられて入り込めませんでした。刑事モノでもあるのでその点に関してはよくできていたと思います。キャラクターに魂があるように感じられたのでそこはすごく良かったです。1クールだと短いけど、1クールじゃないと間延びしてしまう感じがしたのでこれでよかったのだと思います。

ワールドトリガー(dアニメストア)

 以前からマンガが面白いと聞いていたのと新巻が発売になるという話で作品のことを思い出したので見ようと思いました。
 放送された時間帯がきっと子供向けの時間だったのだと思うのですが、展開が遅く復習が多かったのでテンポは悪かったです。ただ内容はめちゃくちゃ面白く、かなり練られた世界とキャラクターたちでした。オリジナル展開も結構楽しめましたが、めちゃくちゃいいところでアニメが終わってしまうのはかなり残念でした。結果的にマンガを大人買いしました。読むたびに新しい面白さが発見できるので良かったです。

青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない(dアニメストア)

 ラノベの1巻だけは読んでいてあまり合わなかったのですが、アニメをやるということで放送終了するのに合わせて見ました。
 非常に面白かったです。現象自体は全くロジカルではないのに、解決策がロジカルというか納得してもいいと思える隙がありました。何が起こっているのかを理解できなくても、そうなってるんだと腑に落ちる展開が好きでしたし、主人公の肝が据わっているというか自分が行動することで自分の認知を変えようと振る舞う姿勢も好きでした。かなりお気に入りの作品でした。

ハイスコアガール(Netflix)

 これもNetflixを巡回してて見つけました。ずっとタイトルが気になっていた作品ではありましたが、きっかけがなかったので放置していました。
 僕はアーケードゲームに殆ど触れずに生きてきたのですが、当時のアーケードゲームの熱量とそのゲームの魅力を感じました。だからこそキャラクターが熱心にゲームについて語る姿が魅力的でした。構成が3部制になっていて、それぞれの尺もちょうどよかったです。3部の良いところで終わってしまうのですが、それまでの展開と終わり際の引きもよく続きが見たくなりました。続きの配信がとても楽しみです。

やがて君になる(dアニメストア)

 原作を途中まで買っていたのですが、いつのまにか買わなくなっていたところでのアニメ化だったので見ました。
 いまいちキャラクターをつかみきれなかったので消化不良でした。なにを大事にしていてどう振る舞っているかが自分の中で繋がっていないためだと思います。続きが放映されるならちゃんと見直そうかな。

凪のあすから(dアニメストア)

 この作品は以前リアルタイムで視聴していたのですが、どうも最後が好きになれませんでした。その理由までは覚えていないのですが、今見たら好きになれるかもしれないという衝動から見直しました。
 見直してみたところ非常に良い作品だなと思いました。1クール目はやはり苦手な展開ですが、2クール目の展開は非常に刺さりました。以前は誰かに主観を合わせてみていましたが、今回は俯瞰で見れたのが大きかったのかもしれません。この作品は、キャラクターの内面を裸にしてくる部分が強いため、考え込んで見すぎてしまう場面が多かったです。そして以前は最後の展開が中途半端だと感じていましたが、あの終わり方がすごく公平だと思えて好きになりました。あの最終話で始めて時が動き出したんだなと思えたのが大きかったです。あとエンディングのイントロが非常に強力で、あの曲が流れ始めるだけで作品がかなり締まります。あの緊張感を最後まで維持できた一つの要因だと思いました。見直してよかったです。

PSYCHO-PASS編集版(dアニメストア)

 もう何度も見返しているのですが、ノイタミナで1時間放送されていたものは一度しか見ていなかったので見てみようと思いました。映画のために復習もしたかったので。
 追加されたシーンの品質自体は高くはないものの、作品の全体の質を高めるものにはなっているというのが再確認できました。編集版の追加シーンに関してはそれぐらいです。あってもなくてもいいけど、あった方が好きです。

映画

インターステラー(Prime Video)

 おもしろいSFと聞いていましたのでいつか見たいと思い視聴しました。
 難しすぎて雰囲気でしか楽しめませんでしたが、高次元にアクセスできるようになったことでいろいろと解決できたということだけわかりました。個人的にはロボットの形が非常に面白かったです。2足歩行のような高度な重心制御ではなく、3点によるバランス制御は非常にいいアイディアだと思いましたし、回転に対応した構造にすることで高速移動も可能にできる。水上と雪山での移動ではかなりテンションが上がりました。

3月のライオン(Prime Video)

 アニメは見ていたのでどんな感じだろうと思って見てみました。神木隆之介が見たかったのもあります。
 主人公の雰囲気は少し異なりますが、実写にあったアレンジがされていると思いました。家族というテーマにも向き合いながら、主人公の成長物語として丁寧に描けていたと思います。アニメよりも好きな雰囲気でした。ただ後編はいじめや父親の展開がどうも合わなかったので好きになれませんでしたが、それ以降の名人との対局の流れまではすごく好きでした。ちゃんと人間の世界だと思えました。

バクマン(Prime Video)

 同じく神木隆之介が見たかったのもありますが、アニメを見ていたので見てみようと思いました。
 マンガと雰囲気はだいぶ違いますが、実写として良い転換ができていると思いました。尺の都合もあり俺たちの戦いはこれからだとなってしまいましたが、よくまとまっていたとは思います。途中でなにをするために彼らがなにをしているのかわからなくなるのですが、キャラクター達も同じなのだと思えるので気になりませんでした。

モテキ(Prime Video)

 ずっと見なければならないと思っていた作品でした。ドラマ版とまとめて感想をまとめます。

ドラマ

セックス・エデュケーション(Netflix)

 周回していたら見つけたので見てみました。
 まだ途中の作品のようですが、非常に興味深い内容でした。性を真正面から受け止めている作品で、コンプレックスも男女関係もLGBTも友情もリベンジポルノ的な要素も全部入ってます。思春期の子供が見るのが良いかは判断できませんが、大人になる前に見ておけるのがベストだと思いました。性の教育コンテンツとしても十分だと思います。セックスシーンもあるしたまに局部も無修正で映るので、そこだけは注意して視聴してください。

モテキ(Prime Video)

 周回していたら見つけました。一度も見たことがなかったのですが、名前だけはちょくちょく聞いていたので視聴しました。
 セックスに対するコンプレックスや執着によって人間が崩壊していく話だと捉えました。主人公の男性が最速でセックスをするためにチャンスがありそうだとすぐになびいてしまい、結局誰も愛せず誰からも愛されない。そしてセックスにのめり込んで生活が壊れていく周囲の人間。その対比が重たかったです。主人公に異性として関わった人達は自分らしさを見つけて幸せになれたので、変な気を張らない自分らしさが幸せなんだなと思いました。この作品のセックスは刃物のようだった。
 映画版では、セックスよりも恋愛に比重が置かれていた。もちろんセックスをイメージさせる作り方はされていたが、そこを崩すように恋愛が配置されていたように思う。長澤まさみの役は自分の気づいているけど気づかないふりをして、麻生久美子の役は気持ちを正直に伝えてセックスして振られる。キャラクターの心情は読めても、どうもモヤモヤする展開でした。ドラマと比べるとロジカルに作られすぎていた気がする。ただドラマよりも好きでした。

フリンジマン(Prime Video)

 全く内容も聞いたことがないけど見始めました。愛人を作るために行動する男達の物語でした。
 くだらない内容ではあるものの、結構ためになりそうな知識が多くて楽しみました。愛人を作るという目的は最悪ですが、その過程で生まれる感情は人間的でした。不思議な面白さがある作品でした。人には勧めません。

グッド・バイ(Prime Video)

 夏帆が出ているとのことで興味本位で視聴しました。
 脚本がよく練られていて面白く見れますし、伏線の回収も非常に丁寧でした。ただ主人公の男がどうも好きになれず、そこだけはしんどかったです。そのしんどさを抱えたまま視聴していくのですが、いつのまにかその男を許せる気になってくる。なんかうまく乗せられているようでムカつきましたが、最後までとても楽しめました。自業自得というか不器用というか、そんな気持ち悪い男でした。

文学処女(Prime Video)

 これはなんとなくタイトルで見始めました。処女の編集者がイケメン作家の担当になる話です。
 まあ普通でした。イケメン作家役の城田優がかっこよかったです。内容は悪くはないのですが、世界が隙だらけに見えました。重要な連載の話も次作の話も大事にされていないし、キャラクターが生活している感じが全くなかったのは違和感でした。描く世界を限定できるマンガ向けな気がします。

孤独のグルメ(Prime Video)

 何となく見始めました。
 特に語ることもないのですが、美味しそうなものがたくさん出てきて楽しいです。1人で何かを食べることで、その食と向き合えているのだと思いました。私事ですが、一人焼肉に行って食と向き合えた気がしました。慣れていないことだからそう感じただけだと思うので、慣れた食事にもその姿勢を持ち込みたいと思いました。

まとめ

 すでに完結しているアニメだと複雑なことを考えすぎずに見れて楽しいです。方向性を探っていくのは好きですか、今はそういう時期ではないのかもしれません。何か興味のあるものがあれば見てみてください。それでは。