アニメ『アイカツ!1stシーズン』の感想 ~どれもこれも、全てがアイカツ~
こんにちは。お久しぶりです。
今更ですがアイカツ!1期を見終えたので、その感想を書き残しておきます。
今更見ることになった経緯
アイカツ!の名前はずっと前から知っていたのですが、さすがに100話以上あるということでずっと敬遠していました。そんなアイカツの新シリーズ「アイカツスターズ!」が今期から始まるというのですかさずチェック。見た感想、
「わかんね…」
まずアイカツシステムが何かもわからないし、スペシャルアピールが何かもわからないし、突然の3Dモデリングだし。わからないことばかりで楽しめませんでした。しかし作品のポテンシャルは感じたため、Twitterにぽいっと投稿。
アイカツを新シリーズから見始めたけど設定とか耳につけてるのがよく分からん。
— ぱん (@frenchpan) April 8, 2016
そうしたところフォロワーさんに劇場版アイカツを勧められ、言われるがままに視聴しました。そしたらドハマリしました。内容をしっかりつかむことは出来ませんでしたが、アイカツがどういうものかを知ることができ、当初の目的は果たせました。その際の感想ツイート。
アイカツ劇場版とてもよかった。アイカツシステムが何かも分かったし、星宮が築いてきたこれまでの関係も、これから続いていく関係も理解しやすい形で示されていた。アイカツシリーズが全くの初見なのに感動が溢れてきた。新アイカツがわからなくて見た今作のおかげで、素敵な明日が迎えられそうだ。
— ぱん (@frenchpan) April 9, 2016
というわけでdアニメストアで1期の視聴を始めたという感じです。
ちなみにこの記事を書いている時点で、2ndシーズンまで視聴は終えました。最高でした。
アイカツとは
アイカツとはアイドル活動の略。ストーリーとしては、主人公の星宮いちごがアイドル養成学校スターライト学園に編入し、トップアイドルである神崎美月を目指して努力していく話。
アイカツの魅力
有名なあのセリフが表していると思う。
うんうんそれもまたアイカツだね
このセリフを初めて聞いた時は正直やべー作品だと思ってた。しかしこの言葉が示す通りで、アイカツには正解なんてない。それぞれが自分の目指すアイドル像に近づくために努力する。プロデューサーを目指す者、デザイナーを目指す者、モデルを目指す者、女優を目指す者。自分の目指す道を信じて、努力を続けていく。その姿にとても惹きつけられる。
キャラクターの魅力
そしてこの世界には、憧れはあるが嫉妬はない。悔しさはあるが恨みはない。人間としての汚い部分をそぎ落としながらも、人間らしさを感じることができる作品となっている。星宮いちごは仲間たちとオーディションに参加する。そして落ちたとしても妬むのではなく仲間を称える。そんな見ていて気持ちのいい青春が繰り広げられている。
話の型と音楽の魅力
このアニメは必ず日常パートとライブパートに分かれている。ヒーローが毎週必ず敵を倒すのと同じように、アイカツではライブパートがある。そして何度も流れる楽曲が耳から離れなくなり、作品の魅力として心に刻まれていく。その代表が「アイドル活動!」である。一話のオーディションで披露され、序盤ではかなりの回数耳にする。そして重要な場面でも流れる曲である。マスカレードの「Wake up my music」もそんな曲のひとつと言える。お約束のライブパートとMONACAが送り出した素晴らしい楽曲が合わさったからこその魅力である。
ストレートなメッセージ
このアニメは大人向けではなく子供向けであるため、小難しい言葉が並ぶわけではない。見ていればキャラクターたちの気持ちがそのまま伝わってくる。だからこそ訴えかけてくる力も強く、心が動かされる場面が何度もある。特に印象に残っているのが、22話と37話である。
22話 ~アイドルであるために~
自分からアイドルオーラが出ていないと感じているいちごがアイドルらしさを探す。ラジオ番組を通していちごらしさをみんなが感じ、そしていちごをアイドルであると認識する。
あおいと蘭の「オーラは見ている側が心で感じるもの」「自分がどういうアイドルでいられるか、がんばっているか」という言葉が示す通り、アイドルとは見ている側が感じるもの。いちごらしさが出ていたラジオからアイドルらしさを感じたから、みんなにはオーラが見えていた。自分がやってきたことに自信をもって、自分の精一杯で臨んでいく。毎日を特別にするのは自分の気持ち次第ということを教えてくれた回だった。
37話 ~共にありたい仲間~
美月が企画したユニットに合格した蘭は、いちごとあおいとは別のユニットで活動することになる。これまで一緒に努力してきた二人とは別の道を歩くことで寂しさを感じる。そして、それを感じとった美月が蘭を想い除名する。寂しさにとらわれていた蘭がいちごとあおいと合流し、3人のユニットとして活動する。
ユニットという形では初めての3人でのステージ。そのステージを見ているだけで、蘭の想いが報われた嬉しさと素晴らしいパフォーマンスで感動した。蘭の「がんばってねじゃなくて、がんばろう。わたしが探してた言葉。」というセリフを聞いて胸が満たされた。仲間のありがたさを教えてくれた回だった。
素晴らしいアイカツというアニメ。本当に見てよかったと思う。元気があれば2ndシーズンの感想も書きます。でもそれよりも早く3rdが見たい!
それではまたいつか。
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