徒然もの書きぱん

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アイマス10thライブのテーマソング『アイ MUST GO!』から感じた愛|THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!2015

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はじめに

 こんにちは。

 アイマス10thライブのテーマソングである「アイ MUST GO!」がすごくすごく素敵な曲だなーとライブが終わってからしみじみと感じていました。僕はPとしては半人前ですが、それでも今感じている思いを拙いながらも文章にしたいと思います。文中に出てくる歌詞は公式(THE IDOLM@STER OFFICIAL WEB)を参考にしています。www.youtube.com
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追記(2015/07/23)

 THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!2014のテーマソングであるIDOL POWER RAINBOWもグループにわたった曲でした。文章を修正しました。申し訳ありませんでした。

初めて765PROとシンデレラガールズとミリオンガールズが一緒に収録された曲

 この曲で感じたことを書く前に、この曲はアイドルマスターという作品で3つのグループで収録された2つ目の曲となる。
 実際には一緒に歌うことのないグループが一緒に歌うことにより、それぞれのグループ単体ではなくアイドルマスターという作品について言及している。だからこそ、アイドルマスターという作品が歩んできた歴史と未来について触れられたのではないかと思う。
歌詞のニュアンスとしてはM@STERPIECEに近いが、あの曲はキャラクターをモチーフにしているのに対し、この曲はキャストをモチーフにしているように感じた。だからこその作品への言及である。

歌詞に込められた「始まり」と「現在」と「これから」

 この曲には「始まり」と「現在」と「これから」の全てが詰まっている。
 始まりというこのアイドルマスターが始まった頃。だんだんとおおきくなってドーム公演を成し遂げた現在。そしてこれから向かう未来。

「始まり」に込められた希望

そうだ始まりは 小っちゃい希望なんだ
何処へ進んでも その奇跡はチカラになる
何でも始まりは 上手にできないもの
何度も迷っては 見つけてゆく本当の道


成りたい夢 成したい夢
誰だってある かなえたいこと
皆の夢 ひとつになって
でっかい物語創ろう

 始まった頃は何も決まっておらず、無我夢中で進んできた。何も決まっていないということは、これから何でも自分たちでつくっていけるという希望である。でも実際にはそんなことはなく、希望よりも不安のほうが大きかったはず。時間が経つに連れて大きな不安に対して、希望も少しずつ大きくなっていく。春香の「ドームですよ!ドーム!」から、このアイドルマスターが目指すべき特別な場所が決まったのだと思う。

キミがいたから キミを信じて
キミと二人で仰ぐ空
溢れ出しそうなこの想いは
ずっと忘れずにいるよ


この道の向こう 進んだ先は
どんな世界が拓くだろう
その世界を確かめるため
歩き続けるんだ

 最初は今と比べるとお客さんが少なくて、それでも今自分がやっていることが正しいと信じて、目の前にいるお客さんと仲間を信じて進んできた。そのころの気持ちは今も忘れずに残っている。一度歩み始めたら足を止めるのではなく、踏み出した一歩をこれからも重ね続ける。

「現在」という夢がかなった瞬間と進んでいく「これから」

これまでだって
この現在(いま)だって
これからだって ずっと仲間さ
みんなのアイ この歌に乗って
世界中にもっと届け
La La - アイ MUST GO!


キミにアリガトウ
キミとオメデトウ
キミと出会えたあの日から
重ねてきた想いとともに
ずっと道は続いている

 苦労をしてきたこれまでも、ドームで歓声を浴びている現在も、どうなっていくか分からないこれからも。今この場にいる昔からのメンバーも、シンデレラガールズやミリオンガールズといった新しいメンバーも、ずっと支え続けてくれたお客さんも、あまり作品を知らないというお客さんも、ずっとこのアイドルマスターという作品の一員である。みんなが感じているアイドルマスターへの愛と自分という存在を、この「アイ MUST GO!」という歌に乗せて伝えようということである。
 今まで支えてくれてありがとう。この日を迎えられたことにおめでとう。このメンバーに出会えた10年前のあの日から、ずっと想いを重ねて進んできた。これからの道も同じように続いている。

この道の向こう 進んだ先は
どんな奇跡が起こるのだろう
その奇跡を確かめるため


一歩ずつ
歩いてゆこう
みんな一緒に目指すんだ

 ドーム公演という夢を叶えた現在から進んだ先には、どんな素晴らしい奇跡が待っているのだろう。その奇跡がどんなものかを知るために、これからもこれまでと同じように一歩ずつ進んでいこう。みんな一緒に進んでいこう。

タイトルの「アイ MUST GO!」に込められた意味

 このタイトルのアイとするなら、「私はこれからも進まないといけない」となる。
 この言葉の主語はアイドルマスターのメンバーであり、これからもアイドルマスターという作品を大きくすることでお客さんに応えていかなければならないということではないかと思う。アイドルマスターというコンテンツは西武ドームを両日公演でいっぱいにするぐらい大きなものとなった。期待を背負っている以上歩みを止めることはできないというネガティブなイメージが先行する。
 それと同時に、メンバーも歩みを止めたくないという想いがこもっているようにも思う。これまで頑張ってきて、これだけ大きな作品にすることができた。この作品ともっとずっと一緒に歩んでいきたいというポジティブなイメージも湧いてきた。

 それに加えて、タイトルを仮名に直すと、「アイマスとゴー!」という文章になり、これからもアイドルマスターという作品と一緒に進んでいこうという前向きで優しさのこもった意味になる。僕達にとってこのアイドルマスターという作品は心を満たしてくれるものであり、みなさんにとってもそうだと思う。歌詞にあった「一歩ずつ歩いてゆこう、みんな一緒に目指すんだ」を曲として、作品として表しているのではないかと思う。

 アイマスへの愛があふれているからこそ、ポジティブなイメージとともにその期待に答えなければならないというネガティブなイメージが湧いてくる。どちらもあるからこその愛であり、アイマスとともに一歩ずつ歩いて行こうという強い想いが伝わってくる。765の声優さんは特にその想いが強く、その期待を背負っていたのではないかと思う。釘宮さんのブログには「いつも楽しいお芝居が楽しくなかった」という記載がある。これは最初から今までアイマスに関わってきたからこそ湧く感情であると思う。念願のドームという夢を目の前に、怖いと感じたのだと思う。夢が叶う瞬間というのは、期待よりも不安のほうが大きいと僕は思う。
 そのような気持ちが全面に出たらからこそ、この曲をあの会場で聞いたことでより一層素晴らしい曲に感じたのだと思う。「アイ MUST GO!」がこれからも進んでいこうという希望の歌に聞こえたのだと思う。
 

まとめ

 アイ MUST GO!という曲から伝わってくる歴史とメッセージを自分なりに書き連ねてみました。この記事を書いていく中で、もっとこの曲が、もっとこの作品が好きになりました。これからも応援していきたいと思います。素晴らしい曲ですので、ライブにいった方もそうでない方も是非聞いていただきたいと思います。

 以上です。それではまた別の記事でお会いしましょう。