俺ガイル2期 4話の感想とちょっと考察|やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続
こんにちは。
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続 4話
いやー2期始まって以来一番良かったですね。
1.いろはすが怖い
俺ガイルといえば女子の2面性が顕著に現れる作品だと思ってます。その良さが出たところでした。それにしても比企谷の読心術は神がかったものがある。
2.葉山はいいやつ
葉山は修学旅行での恩を返そうと思ってるんですかね。あんなことをさせてしまった結果、奉仕部がバラバラになってしまったから。それでもあそこまではっきり言えるイケメンはやっぱりイケメン。小物感がでてるところもいい。
3.比企谷の同級生は何を考えていたのか
出て行く際の「そっか」。これは比企谷にいい友だちができたことに対する関心なのか、比企谷はともだちができるぐらい良いやつだったことを認めたのか。その辺がうまくつかめないところではありました。まああれだけボロカスに言ってたら主人公に対していい印象はないんでしょうけど、それでも主人公に興味があったというのは間違いないのでしょう。
4.姉ちゃん鬼畜すぎる
人間関係がこじれるようにこじれるように画策してる姉ちゃんマジで怖い。みんなおもちゃのように扱われてるし…。雪乃が手を叩いたシーンは敵対を表しているように思い良かった。でもそれも姉ちゃんの手のひらの上っていう感じが…。
5.奉仕部の敵対
比企谷と由比ヶ浜と雪ノ下が決別した瞬間。もうこれからどうなることやら。みんなが別々の目的をもって行動する瞬間。
6.由比ヶ浜の決意
ここが一番良かった。今まで仲裁役でしかなかった結衣が初めて自分から行動しようとする。比企谷が自己犠牲によってことをなそうとするのと同様に、雪乃も結局姉に言われたとおりに立候補することで目的を達成する。そんな二人とは違う考え方を持ち、3人の奉仕部を存続させようとする。そんな決意が良く見て取れた回でした。
今まで従うだけだった結衣がこれからどんな行動を取っていくのかがとても楽しみ!
7.次回予告への期待の高まり
主人公めちゃくちゃ悪そう。というかこれが見たかった!
今まですました感じだったが、この悪そうな顔がこれから何かしてくれるのではないか?そんな予感がある。
俺ガイルは主人公が蔑まされて万事解決という流れしかなかった。しかし、比企谷が大好きなメンツが集まったことでそんな流れが大きく変わろうとしている。そのことが強く現れた回だったように思う。
これからの奉仕部に期待!
どうでもいいこと
妹の小町ちゃんが可愛いという報告を受けております。
そんな人へのキャプ画のプレゼントです。ご査収ください。
追記
4話でもう少し考えた方がいいポイントについてと3話での気になる点について考えたいと思います。
まず4話について。
1.自意識の化け物とは
自意識を辞書で調べると、「自分自身についての意識。周囲と区別された自分についての意識。」と出てきます。要するに、自分という人間がどういう人間であるかを正確に理解する力だと思います。姉が言っていた自意識の化け物とは“どんな状態であっても自分を制御できる”ということなのかな?理性の化け物という言葉を訂正したのは、理性的に判断しているのではなく、あくまでも自分に絡む要件を自分の周囲とのギャップを利用して解決してきたらからだと思います。それは理性ではなく自意識が強かっただけだということでしょう。
2.三浦さんの動揺
隼人が知らない女と一緒にいることがわかり、明らかに動揺している。今まで三浦と葉山は友達なのかそれ以上なのかがイマイチわからなかったが、今回の件で三浦は葉山に気があることが判明した。友達が取られるということに対する不安というのも考えられるが、あんなに乙女っぽい反応は恋愛絡みだろう…。
3.葉山の好きな人は誰?
1期であったキャンプの際に、葉山の好きな人の話があった模様。イニシャルはY。ここでポイントになるのが苗字か名前かわからないとこですね。
まあ間違いなく“雪ノ下陽乃”、つまり雪ノ下姉のことだと思います。葉山があれだけわがままに付き合っているのは気があるからなんでしょうね。絶対に実らない恋の感じがしてかわいそう。
もう一つの可能性としては、“雪ノ下雪乃”です。葉山と雪ノ下は同じ中学だったと1期で説明がありました。その際に助けられなかったとも。そのことが後悔として残り、気持ちになったのかもしれません。
まあたぶん姉のことだと思います。
4.葉山と比企谷の距離と互いの考え
葉山が「座らないか?」と言っているのは「話を聞いてくれないか?」ということを言っているのだと思います。それに答えない比企谷は葉山の考えが見えず心を許していない。そんな描写でしょう。
ここで葉山が
「ずっと考えていたんだ、自分が壊してしまったものを取り返す方法を。」
と言います。この言葉は、修学旅行で奉仕部の関係が崩れてしまい、それを立て直すためにどうすればいいのか模索しているということでしょう。責任を感じてのことなのでしょうか?自分たちは今の関係を保つことができたが、一方で協力してくれた人たちの関係をくずしてしまった。それを取り返さないと気がすまない、だから立候補の話も受けようとしているのでしょう。それと同時に比企谷を尊敬しているため、比企谷という人間が蔑まされている現状に我慢できないのでしょう。それは雪乃や結衣と同じだと思います。
それに対して比企谷は自己犠牲と言われることが我慢できない。犠牲というのは何かを失って何かを得ることなので、失うもの(具体的には友達)がない比企谷には犠牲という言葉は当てはまらないと考えているのでしょう。なので自分が達成しようとしていることは、何かを犠牲にしようとするものではなく信念だと言っているのだと思います。その信念というものが、自分の周りで起きることを自分の力で解決することで自分の存在を肯定する材料になる。そうやって自分を保とうとしているのかなーと思いました。
「自己犠牲なんて呼ばせない。だれが貴様らのために犠牲になってやるものか。言葉にはならずとも、俺にはたしかな信念があったのだ。誰かとたった一つ共有していて、今はもうなくしてしまった信念が…」
この言葉は奉仕部の事をあらわしているのか。それとも全く別のことを指しているのか。まだわかっていない状態です。奉仕部のことを指しているのならば、奉仕部という団体を無くしたくないという考えのもと、自分のこれ以上下がらない価値を下げることで活動に貢献するという意味になると思います。ここについてはもう少し話が進んでから考えたいと思います。
5.平塚先生が雪ノ下の立候補について情報を流す
ここの「比企谷、君はどうする?」という言葉。雪乃を立候補させて奉仕部を失うか、それとも雪乃を立候補させず奉仕部を守るか。君はどちらを選ぶ?ということだと思います。先生がわざわざ比企谷にこの情報を伝えたのは、選択する時間を与えて比企谷がどう動くかを見たかったのではないかと思います。それと先生としても奉仕部には助けられてますし、失うには惜しいと考えているのか。その辺はわかりませんが、先生が比企谷を信頼してものごとの選択権を与えているのは間違いありません。
6.最後の妹の登場
あまり考えていなかったのですが、最後に妹の登場で締めるというのは改めて考えると不自然だなーと思いました。妹もどうように何かを決断し、それを次回で実行に移そうとしている。それを揶揄しているのではないかと思います。
4話についてはこれぐらいですかね。書いたら結構な文量になってしまいました。
3話についても気になるセリフがあったので考察します。
雪ノ下姉の
「嫌いだけど、嫌われたくないのね」
というセリフです。雪乃は姉のことが嫌いだが、自分に期待していて欲しいと考えているのでしょうか?だから反抗する態度を取りながらも、最終的には姉のいうことに従ってしまう。自分では従っているつもりはなくとも、姉の言うとおりに動いてしまうのでしょう。
あとは葉山が言っていた姉についての話。
「あの人は興味のないものにはちょっかいを出したりしないよ。なにもしないんだ、好きなものを構いすぎて殺すか、嫌いなものを徹底的潰すことしか。」
具体的に潰された話としては文化祭の委員長に祀り上げられた女子でしょうか(名前忘れました)。ここで考えたいことは、雪乃はどちらなのか?ということです。今までの話を踏まえるとどちらとも取れると思います。
- 妹が好きすぎて構い過ぎた結果、妹から嫌われた。しかし自分の言いなりになるように仕向けた。
- 妹が嫌いだから妹のまわりの人間関係をめちゃくちゃにしていくのか。
どちらなのでしょうか?これがどちらになるかで物語の展開が大きく変わっていくと思います。
葉山がここでは興味のないものに分類されているということは間違いないと思います。
追記については以上です。少し書きすぎてしまったので文量が多くなってしまいました。
それではまた。
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